膝の痛み、変形、足関連

膝の痛み

当院には膝の痛みで歩けないのでタクシーでいらっしゃったり、杖をついて来院なさる方、自転車に身体を預けていらっしゃる方がおりました。

その方は歩く時に常に太腿の筋肉でブレーキをかけるような歩き方をされていました、膝の痛みと言いますが膝周囲の問題の大半は太腿からスタートするのです。

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白い×の所がトリガーポイントと言われる箇所のおおよその位置で、硬くなっていると関節をまたいでいる筋肉が骨同士を圧迫してしまい可動域を狭くしたり動きに無理が出てくるので痛みが出ます。

その状態が長く続くと関節がすり減るという事が起きるようになります。

どの箇所でもそうですが無理な力が加わっているまま使っていると痛むのは当然ですし、そのまま回復させようとするのも無理があります。

ですのでしっかり回復できるように、その部分の柔軟性を取り戻すことを行います。

膝の軟骨がすり減っている、よく聞きますそして、加齢のせいだからと言われた・・・・ですが本当にそれだけなのでしょうか。プロスポーツのアスリートで痛めている方もいれば、特別何かをしたわけでもない年齢の若い方もいます。

手術をすれば痛みは無くなるのかというと一時的には痛みが無くなった方もいますが、動きの制限ができてしまい結果的にまた痛み出してしまったという方もいらっしゃいました。

もうあきらめている方や手術はちょっと・・・という方はまずは当院にいらしてください。

自分の経験上のお話になってしまいますが原因の9割のはじまりは硬く疲労してしまった太腿が原因と思われます。

行うと良いことは

1.膝の関節に無理がかかっている使い方を見つけ修正する(歩き方や腿に力が入っている時に膝を捻ったりしていないか)

2.腿の筋肉を温め押し動かし柔らかくする

3.膝に無理のない方向を確認しながら筋トレと柔軟性をつける

     

4.内股、がに股にならないように気を付ける

     

階段を降りる時に膝が痛くなる

     

歩き方のコツ

     

足の負担を減らす着地


オスグッド成長痛

成長痛と言われたことがある方も、骨の成長に硬い筋肉が抵抗してしまって痛みがでます、運動をしていない、または運動を過度に行っていると起きやすいです。

私自身小学生の頃膝の痛みで悩まされたことがありました、そして自転車でも膝を痛めた事が何度もありその時はどうしたらわからなかったのですが、現在の自分であればああすれば良かったこうしたのにという事は多々あります。

アスリートの方も痛みと向き合った結果職業病だからとあきらめるまえに是非ご相談ください。

その際歩き方や立ち方、無理な使い方がありましたら出来る範囲で矯正させて頂きたいと思います。


     

このような方がいらっしゃいました

・膝が痛くて階段を下りるのが怖い

今は気にせず下っているそうです、体が全体的に硬く股関節や太腿の筋肉も年季の入った硬さでした。

・走ろうとすると痛みが出る

走ったり運動はするけども使いっぱなしになっていたそうです、疲労の蓄積が硬さをよび痛みにしてしまっていました。

・長距離を自転車(ロード)に乗っていたら痛みが引かなくなった

ペダリング時の膝の向きに無理がありました、捻じれるように硬くなった箇所を柔らかくしシューズのクリートの向きを少し変えて頂きました。

・杖がないと歩けない

杖を忘れて帰り、取りに戻ってくるくらいに普通に歩いていれるそうです。

・膝の痛みは軟骨がすり減っているせいと言われた

「すり減っている」そうなのかもしれませんが、骨同士を強く擦り合わせている関節をまたぐ筋肉を柔らかくし歩き方を変えた所痛みの出ない時もあるような状態だそうです、筋力をつけれればなお良くなるはずです。

・体操競技をやめてしばらくしたら痛みが出始めた

競技に特化した身体作りは動きやすくなる代わりに一般では考えられないほど負担をかけてしまっている事があります。

無理に柔らかくした靭帯や筋肉は急にやらなくなってしまうとものすごい力で固まる事が多々あり、やめるにはやめるための身体作りが実は必要です。

 

・バスケをしていたら痛くなった

前後左右の素早い動きは膝周りの筋肉に大きく負担をかけます、使用に対しケアが足りなくなると負担を吸収できなくなり痛みがでます。

競技者であれば吸収できる程度の膝周りの状態をキープし続けることが大事です。

他には動き、痛みもよくなったけれども違和感の取れない方もいましたが、レントゲンで骨の欠片が膝の関節にある事がわかり骨片を除去したら大丈夫になったそうです。

 


     

変形性膝関節症

膝に痛みを覚え、整形外科を受診すると膝が変形してます、軟骨がすり減っています・・・と診断される事が多々あると思います。

それは痛めたからそうなったのではなく、そうなったから痛くなったという事になります。(痛みの原因はそれだけではない事が多々あります)

ではなぜそういう状態になったのかというと、加齢と言われる事が多いと思います、ですが90歳以上の方でも痛くない人もいるのです。

問題は日々の生活習慣、歩き方や身体の使い方が膝を痛める形に知らず知らずなっていてそれが時間をかけて表に出てきたものであると私は考えています。

若くとも膝の痛い方はたくさんいますし、見た目で膝を痛くする歩き方になっている方もいます。

歩き方ひとつで膝や股関節が変形したり痛くなりやすくなります。

事故や生まれつきでなければ大半は長年かけて症状が表面に表れてきますが、症状が出てからなんとかするのはかなり大変です。

時間はかかっても歩き方や動作も変えていく事が大事になります。

しっかり歩ける足でありたい

当院ではまずは膝のお皿をスム-ズに動かす為に大腿四頭筋や周囲の筋肉トリガ-ポイントを柔らかくし、無理のない範囲で動かして膝周りに柔軟性をつけるような施術を行います

それにより膝の関節が変形している方でも痛まなくなった方もいます、さらに歩き方をしっかりとお教えいたします。

「歩く」という事は非常に大事な事ですね。