本年も良い身体づくり、みなさまが安心して毎日を過ごせるように精進いたします。
自転車で初日の出の写真を撮ってきましたので載せたいと思います、空気が澄んでましたので富士山も見ることができました。


まだまだ大変な世の中ですが、徐々に平和で安心して過ごせるようになるように祈っております。
筋肉、身体は前後、左右で繋がっています、もちろん斜めにも繋がっています。
筋肉は鎖のように繋がっていてその一つ一つが自分では実は伸びる事ができません、縮む事はできます。
もう一つ筋肉には作用があります、ぎゅっと力を入れた後力を抜くと縮めていた部分が元の位置に戻ろうとする作用です。
①背中を伸ばす為には胸やお腹側の筋肉を縮める事で伸ばす、引きあう筋肉、拮抗筋を使う方法。
または
②背中に力をぎゅっと入れて力を抜かせる方法(元の位置に戻すだけで伸びはしません)。
背伸びで攣るのは背中に力を入れ、一気に縮める事によってその後緩める②の方法になります、ですがすでに背中の筋肉や関節が固く血流が不足になった状態では過剰に力が入ると血流が足りなく「酸欠状態」になってしまい攣ってしまいます。
「伸ばしているつもりが力をいれて縮めている」仕組みがわからないと不思議に思ったり感覚でも感じれない事だと思います。
寝てる時足が攣るというのも血流不足で足が気持ち悪くなって足にぎゅっと力をいれて血流を良くしようと無意識にしてるからです。
根本的に攣らないようにする為にはある程度の血流を常に維持し続ける必要があります、その為には辛くなったら①や②を行うのではなく定期的にやり続ける事が大切です。
当院では固まっている背中の筋肉や背骨の関節の動きを円滑にし、血液が流れやすくします。
姿勢的な問題がある場合や、必要な体操等もお教えいたしますのでお家でも実践して頂ければと思います。
膝が痛いという事で来院された方の中には病院で太腿を硬くしなさい、と言われたそうです。
ですがそれは「硬くしなさい」という意味ではなく
筋肉は硬ければ強いというわけではけしてありません、力を抜いた時には柔らかく力を入れた時に硬くなれるのが強く柔軟性のある筋肉です。
そもそも膝痛の痛みの多くは太腿の筋肉が弱り柔軟性を失って硬くなる所からはじまります、硬くなるという事は縮まる事で膝の関節を押し付け合いよく言われる「軟骨がすり減った」状態になります。
それで痛めた膝を回復させるためには太腿の筋肉を復活させる必要があります、ヒアルロン酸が効かない方は特にそうです。
その為には太腿を使い、疲労したら柔らかくし、使い、柔らかくしを繰り返す必要があります。
てっとり早く治したい、そこをこらえてコツコツ身体と向き合えば大体の膝痛は緩和するものです。
今までの体の使い方ではまた痛める可能性もありますので、もちろん歩き方や立ち方もコツコツ変えていく必要があると思います。
他にも腕や肩を筋トレして痺れや脱力感がでた・・・・その筋肉は柔らかくなくなっているかもしれません。
近頃ぐんと気温が下がってまいりました、冷えによる体調不良の方も増えてきているのではないでしょうか。
よく言われる箇所は首という名称がつく所と言われています、首、手首、足首等です。
なぜかと言いますと関節部は脂肪も筋肉も薄くさらに骨を伝って周囲も冷やされてしまうからです。
関節で骨の出っ張っている箇所は特に冷えやすいのですが、全身にそういった所はありますので^^;冷えてしまったらきちんと温めてあげるのが良いと思います。
冷えている所は機能が弱まっていますので湯船で温める時もいきなり熱く温めるよりは徐々に湯温を上げていけるとベストだと思います。(それが難しいのですが)
シャワーでそれなりに身体の表面を温めてから湯船に浸かるのが無難ですね。
冬は何かと体調を崩しがちですが良いお正月や春を迎える為にも身体のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
冷えやすい所
・肩峰
・乳様突起(画像はウィキペディアからお借りしました)
・腸骨棘
・大腿骨頭
・肘・膝・手首・足首・指・顎・仙骨・・・・・多すぎますね;
心臓から出発していく温かい血液ですが冷えている所はやはり通りづらく首が硬い時は頭に流れづらく、手首足首もその末端まで届きづらくなってしまいます。
その結果、酸欠や頭痛、手や足を痛めやすくなってしまいます。
お洒落は我慢!という言葉も耳にしますが、冷やしたならばちゃんとお家に帰った後に温めてあげたいですね、冷やさない方が本当は良いと思いますが;
とはいえまったく冷やさないよりは短時間冷やす方が季節に対する身体の調節機能が働けるようになりますので、「適度」が大事だと思います。
どうすればいいのか?
血流がよくなるように首や肩の筋肉を柔らかくし柔軟性を高めます。
背中の上部辺りもかなり硬くなっていると思われますので緩めます、それだけでもかなり楽になります。
そして生活習慣としては、長時間デスクワ-クをし続けない、30分置きに立って体操をする・・・。
確かにその通りなのですが集中したり忙しい時にはなかなかできる事ではありません、ですのでまずは肩や首だけで5kgの重さを支えないようにしましょう。
座り姿勢を変えます、ちょっとした骨盤の使い方でそれは可能ですし当院では小道具を使ってより楽に座れるようにします。
あとは運動や施術で疲労を溜めこまないようにしてあげる事です。
それで以前よりずっと仕事がはかどるようになるでしょう、ご自身の自由に使える時間も取れるようになるのではないでしょうか。
身体の芯から疲れが溜まってしまっていますので、トリガ-ポイントセラピ-で深部の筋肉をゆるめます。
そうする事によって血流が改善され回復能力が高まるようにします。
身体と心は密接な関係にありますので、疲れをとり血流を改善することで感情や神経に良い影響を与えてくれます。
あなたが自分の身体を大切にしていけるように、サポ-ト致します。
その状態が続くと足先から心臓への血液の戻りも悪くなり、冷えやしびれが起きやすくなります。
腱や靭帯も徐々に硬くなり切れやすい状態になりますので、こまめに軽くストレッチや体操などでふくらはぎを伸び縮みさせてあげましょう。
ふくらはぎが攣った時には膝を伸ばして、つま先を手前に引いてアキレス腱を伸ばすと、次第に収まってきます。
水分・ミネラル不足でもつりますので寝る前にコップ一杯の水分をとるのも良いです。
あまりにも酷いようでしたら筋力トレーニングも必要になってきます。軽くゆっくりからはじめていきましょう。
当院では・・・あまりに筋肉が硬くなるとストレッチでは伸びなくなってしまい、逆に痛めてしまう場合もあります。
手技で深部の筋肉を緩め、少しずつ柔軟性を取り戻していきます。自宅でのトレーニング方法もお教えいたしますので是非実践してください。
冷えに悩まされないようにしましょう。