歩き方・ウォーキングのコツ

こんにちはそら整体院の白倉です。

歩き方とは

歩く時足の裏のどこから着地し、どこから前に身体を押し出すかというお話です。

よくいわれるのは踵から着き、母趾球で蹴るように歩くといわれます。

ですが踵の骨も大きいもので、踵といいましても踵の骨の後方ではなく前側です。
踵の骨の後方で歩いたり走ってしまうと足を着く時の衝撃で腰や足の裏を痛めてしまう可能性があります。

母子球というのも本当に母趾球だけで歩くのではなく母趾球のやや内側を使う感じで歩かないと親指を痛めてしまったり外反母趾になる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

小指側に体重が行き過ぎてしまうと内反小趾になります。

上手く歩けると足音もあまりしなくなります、単純に歩くことも練習しないと意外と難しい事なのですが、長く健康な足でいる為にもコツコツ練習いたしましょう。

荷物と肩の動きの関係

歩くときに荷物を持ち歩く方も沢山いらっしゃると思いますが、かなり
軽い荷物でも持った方の手や肩の動きが制限されてしまいます。

荷物を斜め掛けにしても掛けられた方の肩は動かなくなります。

肩や腕が動かなくなる分上半身に無理な力がかかってしまう所が
出来る上に、骨盤の動きも偏りが出てしまいます。

つまり荷物を持ってウォーキングを2時間するより、荷物を持たずに
40分でもウォーキングした方が身体には良い・・・という事です。

雪の日には滑らないように歩くコツがあります。

重心をいつもよりやや低く、足の裏全体で着地し蹴らずに前に押し出すように歩くと凍っていてもそうそう滑りません。

踵後方から着地するとズルッと滑ります、地面を蹴ってももちろん滑ります。
雪の日には雪の日の歩き方があります。

関節の柔らかさ

関節は柔らかい方がいい?

開脚で180°開く、背中で手と手が組める、頭の後ろで足が組める等スポーツジム等で見ていると憧れる事があると思います。

確かに柔らかい事でのメリットも多いのですが、そればかりにこだわってしまいますと【逆に怪我をしてしまう】事もありますし、無理にやり過ぎて股関節の軟骨を削ってしまったり、1つのポーズを行うために他の部分を犠牲にするようでは身体には良くありません。

人にはそれぞれに必要で適した柔らかさというものがあると思います。

それぞれの柔らかさと言いましても何もしていないと本来の柔らかさとは程遠い硬い身体、関節になってしまいます。

大体としては開脚120°くらいはあった方が良いと思います、かがんで足裏が地面から浮かない程度の足首や腰の柔らかさもあった方が良いです。

それには集中して短期間でストレッチをするよりも地道にこつこつ続けていく事が必要です。

そして動きの少ない中での柔らかさも大事ですが、動きが硬いのでは怪我の予防にもなりづらいので動作のある中でも柔らかさが出せるようになるとより良いです。