良い姿勢は疲れない?

疲れない姿勢とは?

同じ姿勢を取り続けること自体力みがありますので疲れないという事はありません・・・が身体にかかる負担を減らし疲労を軽減してくれます。

どんなに良いと言われる姿勢でも同じ姿勢でいれば疲れます、座るには座り続ける為の、立つにも立ち続ける為に使われる筋肉があります、同じ姿勢でいると同じ所ばかり使われて次第に疲れていきます。

ですが良い姿勢、つまり前後左右に重心のとれた姿勢は身体の支柱となる骨に負担を任せる事によって筋肉の負担を減らす事ができます。

どうしても長時間同じ姿勢を取り続けなければいけない方は将来の事も考え、重心のとれた姿勢ができるように努力していきましょう。

職種によっては重心をとるのも難しい方もいます、例えば調理をなさる方ですね、どうしても下を見続ける形になります。

重心を意識して腰の負担を減らす事はできます、しかし下を見る事で首や背中には必ず負担がかかります(頭は約5kgあります)そうなると背中や首が弱ってきて猫背や肩こり、頭痛等も起きやすくなってしまいます。

どうしたら良いか、しっかり身体をメンテナンスしてあげる事です、運動、整体、入浴、睡眠、食事やれる事は沢山あります。

身体を大事にすれば長く元気でいれます。

デスクワーク

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(頭痛や吐き気までする)


(頭の重さは約5kgもあります!!)

デスクワ-クでは頭の重心が前にずれることで首肩の血流が悪くなり疲労物質が流れず留まることで起きやすくなります。

 

デスクワ-クで問題になるのは首や肩の筋肉がこの5kgの重さを支える事で硬くなり、心臓から送られる血液(酸素や栄養)が頭に行けなくなって酸欠状態や栄養が不足で細胞自体が弱くなってしまう事にあります。

 

こうして血流の悪くなった首や肩周りの筋肉の状態が続くと肩より上に酸素や栄養が行きづらくなり、目がつかれやすくなったり身体をそのままにしておけないと判断した脳が目眩や吐き気、頭痛を発します。

 

 

どうすればいいのか?

血流がよくなるように首や肩の筋肉を柔らかくし柔軟性を高めます。

背中の上部辺りもかなり硬くなっていると思われますので緩めます、それだけでもかなり楽になります。

 

そして生活習慣としては、長時間デスクワ-クをし続けない、30分置きに立って体操をする・・・。

確かにその通りなのですが集中したり忙しい時にはなかなかできる事ではありません、ですのでまずは肩や首だけで5kgの重さを支えないようにしましょう。

座り姿勢を変えます、ちょっとした骨盤の使い方でそれは可能ですし当院では小道具を使ってより楽に座れるようにします。

あとは運動や施術で疲労を溜めこまないようにしてあげる事です。

それで以前よりずっと仕事がはかどるようになるでしょう、ご自身の自由に使える時間も取れるようになるのではないでしょうか。