足首が固くてしゃがめない

この仕事をしていますと時々足首が固くてしゃがむことや筋トレでスクワットができません、足首を柔らかくしたいんですと言われることがあります。

足首が固いといえど皆同じような固まり方をしているわけでなく、座っていただいて手でくるくると足首を回すとそれほど動きが悪いわけではない方もおります。

足首の固さで関係する筋肉といえば大きく分けてふくらはぎとスネで、どちらが固くても動きは悪くなります。

大まかですがその辺りの筋肉が柔らかいのに動きが固いという事は、変に力が入りすぎて動かなくしている可能性があります。

しゃがめない方は膝の使い方が捻じれてしまっていたり、そもそも重心的にしゃがめない所に体重がかかっていたり、転んでしまいそうになる方もいます。

人は長い間重心の感覚や捻じってしまうのが当たり前になると、どの使い方が機能的に通常なのか分からなくなるものです。

鏡を見てチェックしながら関節を無理に捻じらず、重心をしっかりととり日々練習しますと膝や腰にも良いのでやる価値のある運動になるはずです。

和式トイレが主流だった頃は足や膝の使い方はどうだったのでしょうね気になります。

意外に多い冬場の脱水症

冬が訪れ気温が下がり寒く感じる日が増えてきましたが、皆様水分は十分に摂られていますでしょうか。

近頃寒くなり水を飲まず、脱水状態時に起きるような不調を起こされている方がおります。

目眩や頭痛も脱水により血流が悪くなって起きている場合もあります、コーヒーや紅茶、温かい緑茶等飲んでいるから大丈夫という方もおりますが利尿作用が働き水分としては吸収されづらい物です。

体内にはたくさんの水分があり、ほんの2.3パーセントでも失うだけで体の機能は低下します、血流が悪くなりよく言われるドロドロ血になり血圧が上がったり酸素がうまく運ばれず酸欠状態にもなるでしょう。

ですので寒くて水が飲みたくないと思っても定期的に水分を適量摂るようにした方が良いです。

目安ですが1時間に150ccくらいの水分を摂取できると良いと思います、運動等で汗をかく方はより多く必要です。

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苦手な運動を克服、さらにパフォーマンスアップするには

床から立ち上がれない

意外に多い冬の脱水症

足首が固くてしゃがめない

床に座ったら立ち上がれない

食事をしようと飲食店に行き座敷に通され、床に座りいざ立ち上がろうとしたら立ち上がれずテーブルや壁に手をついて何とか立ち上がれた、そんな経験はございますでしょうか。普段から床に座って生活している人でしたらあまり気になる事もないかもしれません、ですが椅子やソファで日常を過ごす事が多い方は地面から立ち上がるという事をあまりしないので、いざそういう場面になった際に立ち上がれなくなっている事に気づく場合があります。

なぜ立ち上がれなくなっているのか

椅子から立ち上がるのと、床から立ち上がるのでは筋肉の収縮度が違います、腕で言いますと肘を完全に曲げた状態から壁を押そうとするのと、肘を50%伸ばした状態から壁を押すのでは後者の方が力が入ります。筋肉は伸ばし切った状態や縮み切った所からでは力が入りづらいように出来ています。日常椅子から立ち上がるのと床から立ち上がるのでは筋肉に対して負荷がかなり違うので、負荷が高い動きをしていた方が筋量は多くなります。

筋肉の収縮幅が違うという事は柔軟性にも関わってきます、小さく動かすより大きく動かす方が運動量の差で股関節や足首等の柔軟性がつきます。

動きの多様化

椅子から立ち上がる時の動きは単純であり、比較して座っている状態から立とうとすると動きは複雑になります。自然と複雑な動きを繰り返す事で体の使い方が上手くなり、立ち上がり動作の一つがやり辛くなっても他の動作でカバーする事を身に着けていることが多いです。

床のデメリット

動きが複雑ですので長い目で見れば良い事は多いですが短期的に見れば椅子から立ち上がるよりもケガはしやすくなると思います、急にはじめるとケガの可能性もありますので椅子から体を横に向けながら立つなど段階を得ながら練習された方が良いと思います。

人は普段からしていないと複雑な事から段々とできなくなる

寝返り等もそうですがやっていない事はできなくなっていって当たり前です、普段から重い物を持っていない人が重い物を持てばケガするのも当然なのです、普段から様々な動きをして体を弱らせないようにしてその面での良い人生を歩めるようにしたいと私は考えています。

このようなトレーニングはいかがでしょう。

ターミネーター・・ではありませんが、しゃがんで床に置いたクッションや座布団に膝をつけて立ち上がるだけです、単純ですが結構きついです。勢いよくやると貧血を起こす可能性がありますのでゆっくりと行っていただければと思います。アスリートの方は立ち上がる時そのまま勢いで片足でジャンプすればバネも筋力もついて良いですね。その際はお尻と裏腿の付け根を意識して行えるとなお良いです。

運動が向いていないと思ってしまっている人も細かく筋肉を意識できると運動もしやすくなる、パフォーマンスアップにもなります。

自分は球技や鉄棒、走ったりスポーツ様々苦手だと思ってしまっていませんか。

球技を例にしますとそもそも小さい頃あまり球技という物に触れる機会がなかった等で、球というものをどう扱っていいかもわからず体育等で触って慣れていく事ができれば良いのですが、周りに球の扱いが上手い子がいたりすると気後れしてしまい自分は下手だ、あまり参加したくない等の意識から苦手な物のまま成長する事が最近特に増えてきている気がします。習い事などで球に触れる機会が多い子と公園で球技が禁止されている所が多い中触れる機会が少ない事では差がでるのは当たり前とも言えます。

ですがそれだけで自分には向いていないと思い、やらなくなるのはどうなのでしょう。体育等ではじめのうち下手でも気後れせず球に触れていけばいずれ慣れて上手くなっていく子もかなりいると思います。それは球技が楽しいと思えているからかもしれません、そう球技は楽しいものというファーストコンタクトがあればはじめ上手くいかなくてもある程度のレベルまではいけるようになると思います。大概のものは触れていればいずれ何となく筋肉や神経がそれに対応してきます。

練習していても競技レベルであまり上手くならない

同じ練習をしているはずなのにあの子はどんどん上手くなり、自分はあまり上達しないこれもよくある事だと思います。簡単に表現しますと勘が良いほど同じことをしても上達速度は変わってきます、よく言われるセンスというものです。勘が良い子は何をやってもある程度上手くいきます、では感が良くない場合あきらめた方が良いのでしょうか?

そのような事はありません、少し難しい話になりますが勘の良い子が無意識にやっている事を意識的に行うようにしていけば良いのです。ただ練習するのではなく上半身の使い方、下半身はどう動かした方が効率的かその先はもっと細かく腕や手、膝や目線の使い方等細かく意識していけば確実にレベルアップしていく事ができると思います。やれることは沢山あります、対人競技であれば相手の反応速度を意識してフェイントを使えば思った以上に有利に進めることもできるでしょう。

慣熟するごとにロスがなくなり競技力があがる

早く動く事と上手く動くことは違います、自転車でいうならば200mを早く走れる事ができていてもしっかりと自転車をコントロール出来ているだろうかという話です。早く強く動こうとすれば人は思わぬ方向に力がかかってしまったりもします、真っすぐ走っているようでほんの少しジグザグに走ってしまっていたり人に当たった時にバランスを崩したり、同じ速度でも上手くロスなく走れればそれだけで1センチや1メートルの差が出ます、1ミリでも先にゴールした方が勝つのであれば大きな違いですね。コントロールできるようにするには某アニメでもありましたが、身体の寸法や筋肉の形は案外把握できておらずそれら全てを認識する筋肉の繊維一本一本血管の糸筋一筋まで、というやつですがここまで出来たらすごい事です、筋トレをする方なら筋肉は意識すると思いますがそれを繊維単位で意識できたら筋トレも捗る事でしょう。その為には同じトレーニングをひたすらするだけではなく違う角度からも練習して色々な刺激を取り入れることができると良いですね。

最後に、ある一定以上上手くなるためのもの

マラソンなどで例えますと長く早く走る為の筋力と心肺機能、そして大事なのはコースが同じところばかりでなく平坦に見える道路にも若干の傾斜があったりするという事、そうバランス力です。重心の崩れの修正力とでもいいますか修正に体力を奪われてはせっかくの力を発揮することができません、崩れてもすぐに立て直すさらにいえば路面を見て崩れる量を予測して先に修正しておく等でしょうか、目で見て頭で考えてよりも勝手に体が反応するようにトレーニングできるときっと今よりもよい動きができると思います。楽しみながらやりましょう!

スマートフォンと首、スマホネックといわれる状態

携帯電話やスマートフォンはとても便利なものですね、調べ物や電子書籍、動画や地図まで見ることができます。

ですが使い方次第では肩や首の血流を悪くしてしまったりします、また使い過ぎにより下を見る癖ができてしまい歩くときにずっと下を見てる方も増えたような気もいたします。

ここで画像をご覧ください。

スマートフォンを見る時に下を向きすぎるとストレートネックといわれる形になります。

頭の重さを首や肩で特に頑張って支える事になります、この状態が多岐にわたって行われればストレートネックにならない方が不思議かもしれません。

またこの形が癖づき下を見がちに視界が狭くなってしまうことも、歩行してる時など何か起きたときに察知するのが遅れることになる場合もあるでしょう。

なるべく頭の重心が前に行かないように見ることも大事ですし、そのまま固まらないよう動かしてあげることも大切です。

物は良くも悪くも使いよう、便利なものを使ってるようで日常生活が不便にならぬよう上手に使用しましょう。

ストレートネックをなんとかしたい

ストレートネックを何とかしたい

そら整体院の白倉です、当院にいらした方にもストレートネックでお悩みの方が多数いらっしゃいます。

この仕事をしていますとストレートネックといわれた、首の骨が真っすぐになっているから頭痛や肩こりが起きやすい、というお話をよく聞きます。

では何故ストレートネックで頭痛や肩こりが起こると思いますかとお聞きしますと、中々そこまではわからないという答えをいただきます。ですのでストレートネックといわれる状態について考えてみましょう。

頸椎のカーブがなくなっている状態

ストレートネックとは体の中心を通る線を重心線と呼ぶことにします、重心線に対して頭が前にいくと首の骨の配列の角度であるはずのカーブがなくなりストレートネックといわれる状態になります。下の画像をご覧ください。

私の手書きですのでわかりづらいかもしれませんが、大体の重心線の位置を書きました、頭蓋骨から頸椎を通り胸椎から腰椎へと微妙な脊柱のカーブがある状態です。
こちらの画像は重心線に対して頭が前に行ってしまい頸椎が真っすぐになってしまっています、特に頸椎と胸椎のつなぎ目の所が強く前に行っています。このように頸椎のバランスが大きく崩れるには土台となる胸椎や腰椎、骨盤等のバランスにも問題がある場合が多々あります。整えるためには土台となる下部の崩れも何とかしなければなりません。
さらに拡大図、今度は筋肉に注目してみましょう、青部分の筋肉は縮み、赤部分は伸びています、前傾したままの首の角度では目線が下を向いてしまいますので少し顎が上がったような状態になりやすいです。伸びてしまっている箇所は頭の重さを支えるために頑張っていますので凝ります、縮んでいる所も苦しくなってしまいます、その為肩こりや頭痛、息苦しさ等も現れてしまうことがあるのです。

ではどうしたら良いのでしょうか

重心線に沿ったポジションに戻してあげる必要があります、土台となる下半身や骨盤から胸椎、頸椎そして頭へとバランスをとっていきます。

強張った筋肉が邪魔をしてそのポジションをやりづらくなっていますので、伸びている所は縮め、縮んでいる所は伸ばして均衡をとっていきます。

例えば胸椎部分であれば仰向けに寝たときに背中側に丸めたタオル等を挟み、胸椎を反らしてあげたりですね無理にやるとケガの原因になりますので余裕を持って行いましょう。

当院では立ち姿勢と座り姿勢、固まりすぎて動かなくなった筋肉を動きやすくし日常から常々姿勢を意識してもらえるようなアドバイスを行っていきたいと思っています。かなり頑張って意識していかないと良くなりにくいものですが、ケガをしない程度に日々意識づけていけると良いと思います。

リンパの詰まり、リンパ液の役割とは

リンパ液とは

リンパ液は血管や沿うようにあるリンパ管を通って全身を循環しています。

血管は心臓がポンプの役割をして流れることができますが、リンパ管の方は大きなポンプの役割をするものがありませんので筋肉の収縮によって流れを作るようになっています。

リンパ液は毛細血管から滲み出て損傷した細胞(老廃物)、がん細胞、細菌やウイルスを回収してリンパ管に流れ込みます、そしてリンパ節という濾過器の役割をする箇所に集まりそこで体にとって良くないものと戦ってくれます。そのためリンパ節で炎症等が起きることもありますが、それは体を守るためにリンパ球が一生懸命頑張ってくれているからです。

一度に体に良くないものが同じリンパ節に集まりすぎると戦いが不利になってしまいますので、分散させたりリンパ液を活発にするため温めたり、マッサージで流してあげるもの良いでしょう。

主なリンパ節

主なリンパ節は顎下・鎖骨下・腋窩・腹部・鼠径部・膝窩とあります。

リンパ節をマッサージする時は流すことを意識して優しくさすりましょう、炎症等で腫れたり固くなっていることもありますので無理せず優しくしてあげましょう。

脱水状態になるとどうなる?

今年もやはり夏は暑いものですね、何かちょっとした事をするだけで汗をかき外の移動や運動をすると水分が欲しくなります。

体内の水分が足りなくなると、口が渇き身体がだるくなり目まいや頭がぼやっとしてしまいます。喉の渇きを感じるころには体内の水分の2~3パーセントが失われているそうです。ですがそれを感じにくい方もいて、感じる前に脱水状態が進んでしまうこともありますので注意が必要です。

トイレに行くのが面倒等で水分を摂取しない方もいますが、のちに脱水症になったり尿路結石や血液がドロドロになる事を考えると私は水を飲んだ方が良いと思います。

大人は体重の60~70パーセントができていると言われその2~3パーセントが失われるだけで影響がでてしまうのです、体重60キロの人でいうと1Lくらいですね。

水分を摂るといってもお茶やコーヒー紅茶は利尿作用がありますし、清涼飲料水は糖分の多さが気になる所です、夏場でなくとも1日2.5L程体内から水分が出ていく事を考えますと食事でも水分は摂取しますが180mlのコップくらいで10杯くらい飲まないといけませんね、たくさん飲んでも吸収されず排泄されてしまうため1時間にコップ1杯ずつ飲めると良いかと思います。

私は夏場運動してる時は15分毎に150mlくらい水分を摂るようにしています、水のボトルの他に塩分等も不足してくるのでスポーツドリンクも持っていきます。

筋肉にも水分はあり不足すれば運動機能が低下してしまいます、なるべく快適に気持ちよく運動するために面倒がらずに水分を摂りたいと思います。

猛暑日に運動するのはよほど慣れていないと危険です。

普段は水や麦茶、水分だけ摂っていてもミネラルや塩分が足りなくなって熱中症や脱水症のようだなと感じたら経口補水液を飲みましょう。

脱水症

階段を下りる時に膝が痛くなる

階段や山の下り膝が痛くなったりしていませんか、降りるという動作は歩く動作に比べて膝周りの筋肉に大きな負荷がかかります。

疲労が蓄積していくと降りるという動作の負荷を筋肉が吸収できなくなり痛みを発してしまいます。

軟骨がすり減ってや膝が変形して、と言われた方もいらっしゃるかもしれませんが少なくとも良い筋肉の状態にはなっていないと思われますのでその辺りを見直してみるのも良いと思います。

本日は階段を下りる動作について少し書かせて頂きたいと思います。

階段を降りる時に起こる力

階段を降りる時には体を前に進める速さと、下に落下する速さが起こります。

その速さと体の重さ、重力等を太腿や足の筋肉が受け止めることで階段を降りることができます。

早く降りようと前に行く速さ、そして体の重心が高くなるほど落下する力が強くなり受け止めるための筋肉も必要となります。

それに膝周りが耐えれなくなるので痛みが出ます。

次は階段や山を降るときのコツです。

降りる時のコツ

膝が伸びていると重心が高くなります、少し屈んで重心を下げなるべく下に降りようとする事で前進する力を減らすことができます。

横向きで降りようとすると前に行こうとする力がなくなり、横に行こうとする力が働きます。

前に行く力がなくなる分膝が楽になりますが、やり方によっては股関節付近が痛くなる可能性もあります。

コツとしては

前進する力を減らし、膝を少し曲げて重心を下げ、なるべく下に降りることです。

直進的に降りるよりも斜に降りる方が負担は減りますが、山道で人がいなければ良いと思います、ですが階段では他の人にぶつかるかもしれませんのでお気を付けください。

手すりを使い降りる速さを落とすのも良いです。