脱水状態になるとどうなる?

今年もやはり夏は暑いものですね、何かちょっとした事をするだけで汗をかき外の移動や運動をすると水分が欲しくなります。

体内の水分が足りなくなると、口が渇き身体がだるくなり目まいや頭がぼやっとしてしまいます。喉の渇きを感じるころには体内の水分の2~3パーセントが失われているそうです。ですがそれを感じにくい方もいて、感じる前に脱水状態が進んでしまうこともありますので注意が必要です。

トイレに行くのが面倒等で水分を摂取しない方もいますが、のちに脱水症になったり尿路結石や血液がドロドロになる事を考えると私は水を飲んだ方が良いと思います。

大人は体重の60~70パーセントができていると言われその2~3パーセントが失われるだけで影響がでてしまうのです、体重60キロの人でいうと1Lくらいですね。

水分を摂るといってもお茶やコーヒー紅茶は利尿作用がありますし、清涼飲料水は糖分の多さが気になる所です、夏場でなくとも1日2.5L程体内から水分が出ていく事を考えますと食事でも水分は摂取しますが180mlのコップくらいで10杯くらい飲まないといけませんね、たくさん飲んでも吸収されず排泄されてしまうため1時間にコップ1杯ずつ飲めると良いかと思います。

私は夏場運動してる時は15分毎に150mlくらい水分を摂るようにしています、水のボトルの他に塩分等も不足してくるのでスポーツドリンクも持っていきます。

筋肉にも水分はあり不足すれば運動機能が低下してしまいます、なるべく快適に気持ちよく運動するために面倒がらずに水分を摂りたいと思います。

猛暑日に運動するのはよほど慣れていないと危険です。

普段は水や麦茶、水分だけ摂っていてもミネラルや塩分が足りなくなって熱中症や脱水症のようだなと感じたら経口補水液を飲みましょう。

脱水症

階段を下りる時に膝が痛くなる

階段や山の下り膝が痛くなったりしていませんか、降りるという動作は歩く動作に比べて膝周りの筋肉に大きな負荷がかかります。

疲労が蓄積していくと降りるという動作の負荷を筋肉が吸収できなくなり痛みを発してしまいます。

軟骨がすり減ってや膝が変形して、と言われた方もいらっしゃるかもしれませんが少なくとも良い筋肉の状態にはなっていないと思われますのでその辺りを見直してみるのも良いと思います。

本日は階段を下りる動作について少し書かせて頂きたいと思います。

階段を降りる時に起こる力

階段を降りる時には体を前に進める速さと、下に落下する速さが起こります。

その速さと体の重さ、重力等を太腿や足の筋肉が受け止めることで階段を降りることができます。

早く降りようと前に行く速さ、そして体の重心が高くなるほど落下する力が強くなり受け止めるための筋肉も必要となります。

それに膝周りが耐えれなくなるので痛みが出ます。

次は階段や山を降るときのコツです。

降りる時のコツ

膝が伸びていると重心が高くなります、少し屈んで重心を下げなるべく下に降りようとする事で前進する力を減らすことができます。

横向きで降りようとすると前に行こうとする力がなくなり、横に行こうとする力が働きます。

前に行く力がなくなる分膝が楽になりますが、やり方によっては股関節付近が痛くなる可能性もあります。

コツとしては

前進する力を減らし、膝を少し曲げて重心を下げ、なるべく下に降りることです。

直進的に降りるよりも斜に降りる方が負担は減りますが、山道で人がいなければ良いと思います、ですが階段では他の人にぶつかるかもしれませんのでお気を付けください。

手すりを使い降りる速さを落とすのも良いです。

荷物や杖等で身体が傾いていく

まずは次の画像をご覧ください。

右手で杖を使うからといって皆同じ姿勢になるとは限りません、一例です。

長い間同じ方の手で杖を使い続けたり、荷物を持ち続けるとバランスを取るために筋肉が固まりやがて骨盤の傾きや背骨の配列の歪みが癖となって染みついていきます。

右手の杖に頼ろうと思うと下半身は右に重心がいき、今度は右に倒れまいと上半身が左に傾きます、次に視線を真っすぐにする為に首が左から右に傾きます。

重心が崩れると人は立て直そうと力が入る

足の長さでいいますと左右まったく同じ長さの方はあまりいませんが、数センチ違うのであれば骨盤が傾くことによって差ができている可能性があります、もちろん生まれつき骨の成長や手術等によって差が出る場合もあります。

これらの傾きを立て直そうと踏ん張る力がいわゆる慢性的なコリにもなります。

左の肩が凝る方は首が右に傾いているかもしれません。

傾かないようにする為には片側だけで杖や荷物を持つのではなく、反対側でも使うことができるよう練習したり筋肉が固まりすぎないよう体操や運動を取り入れたり、もちろん整体も良いと思います。

あまりにも左右の脚長差がある場合は、上の図の例でいうならば右足が長くなるよう厚底の靴を使ったり、トレーニングとして逆に左足をもう少し長くなるようにし右に倒れないようにバランスをとる練習をしてあげるのも良いと思います。

または両手で杖を使う、荷物を左右分散させて持つようにするなど心がけるだけでも長い目で見ればかなりの違いが出てくるはずです。

荷物が重くて体に負担がかかる、持ち方を考える

通勤や移動でパソコンや重い荷物を担いでいる方を街でみかけます、先日当院にいらした方も重い荷物を持って移動されているという事で体がかなり傾いて歪んでおられました。

短期間であれば筋肉が固まり歪むだけなのですが、長期間に及びますとそれなりに骨などにも負担がかかってきてしまいます。

ですのでどうしたら負担を減らせるかという事を考えてみました、結論からいいますと重い荷物を担ぐよりもキャリーバッグ等を使い運ぶ方が体には良いと思います。

ですが見た目的に担ぐバッグの方が良いとも言われることがありますので、参考までに色々書かせて頂きたいと思います。

まずはこちらの絵を

下手な絵なのは置いておいてください・・、重い荷物を肩にかけると肩が下に落ちるように力が加わります、そのままでは落ちてしまうので荷物を担いでる肩を上げようとします、同時に左の肩甲骨辺りは下がります。

そして視線が地面に対して平行でないと気持ち悪くなりますので頭は真っすぐでいようとします、そうすると絵のように体が歪みます。

荷物が軽ければ気にするほどでもないのですが、何キロもある重いものとなると体への負担は大きいです。

背骨の負担を減らそうとするとした絵

右肩にかけた荷物の重さに対して背骨が真っすぐのまま体を左に傾けバランスをとっています。

先ほどより負担は減らせそうですがそうです、歩くと荷物が体にぶつかります、このまま歩くのはかなり難しいのではないでしょうか。

視線も斜めになっていますのでさらに歩きづらい事でしょう。

そこで荷物による体の負担を減らすには

荷物を分散させて両肩にかけるのがまだ負担は少なそうですね、歩くこともできますし視線も傾きません。

重いパソコンとその他の荷物のように分けてみてはいかがでしょうか、見た目のお洒落感は減るかもしれませんが体には良いと思います。

バランスをとる力があれば頭の上に乗せて運ぶのが良いかもしれませんが、かなり目立つと思いますし落としたら大変ですのでそこはお好みです。

人生は長いものと思い、体にかかる負担を考えながらいつまでも元気でいられるように、色々考え試していきたいと思います。

座り方による負荷のかかり方を何種類か考えてみます、何が良くて何が悪いのでしょう。

ただ座るといいましても人により色々あります。

じっとしたまま寝ていると潰されている箇所の血行が悪くなりダメージを受け床ずれしてしまうように、長く座っているとやはり血行が悪く筋肉も押しつぶされていまします。

長く座りすぎないように20分ごとに立ち上がり軽く動いたり、同じ姿勢で居すぎないことができればよいのですが中々そういうようにはできない事が多いと思います。

そこでいくつか座り方について考えてみるのもよいと思いましたので少し画像と共に解説しながら書いていきたいと思います。

浅く座り背骨をまっすぐ

浅めに座り背骨はしっかりとバランスがとれた状態です。

よく理想といわれる姿勢ですが赤丸のある座骨周囲に負担が集中する形になります、お尻がしびれてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

お尻の負担が大きくなるので座布団等でお尻の圧力を分散できると多少マシになると思います。

短時間座るのであれば腰や首の負担は減らせますが長時間になりますと、上半身のバランスを維持するのに筋力が使わられ始める可能性があります。

浅く座って前傾

浅めに座り上半身は前傾しながら背筋を伸ばす力が加わった姿勢

上記の姿勢が辛くなってくるとなりやすい形です、お尻の負担を軽減させる代わりに足や腰の上部、背中に負荷がかかります膝が痛くなる方もいらっしゃると思います。

浅く座って背中が丸まる

浅めに座り背もたれを使わず背中が丸まる

背骨の曲がり方的に腰の下部と尾骨周辺、背中の上部に負荷がかかりやすい形です、頭も前にいきますので首にも負担はかかりますが背中の上部の筋肉が首のサポートをしていますその分背中の負担は大きいです。

深く座り背中が丸まる

深く座って背もたれを使用、背中下部から前傾の形

先ほどとは違い深く座り背もたれを使用しています、深く座ることでキーボードや机が遠くなり手を伸ばして使うようになり背中の丸まりは先ほどより強くなっています。

手を伸ばし上腕や三角筋に力が入り頭がより前に行きやすく、首や背中の上部の負荷が大きくなっています。

深めに座り机やキーボードを手前に寄せる

深めに座り背もたれ面をなるべく多く使う形

深めに座ることで足に力が入りにくくなり座骨周辺の負荷が大きくなりますが、背もたれにその負荷がなるべく逃げるようにします。

キーボードや机を手前に寄せることで無理に手を伸ばさず頭も前に行きづらいので首の負荷も減らせますが、ディスプレイの高さや角度、視力の良し悪しによっては難しい姿勢になります。

負荷を点にせず面にする事によってダメージを分散しますが疲れないわけではないですし、長く座ればやはり血行不良にはなります。

疲れないことはないですが負荷を分散させたり、時々血行が良くなるようなことをしてあげるのが長く元気に続ける要素になります。

最近ではリモートワークでより座る時間が長くなり、通勤が減ることで歩くことも少なくなりがちですが、やはり体が生活のベースになりますのでなるべく元気でいられるようにしたいものですね。

よい姿勢は疲れない?

小顔、表情筋の矯正やリンパの流れ、自己ケアの仕方について

小顔矯正という言葉がありますが顔の骨や頭蓋骨を小さくするというものではありません、顔には表情筋やたくさんのリンパ節ががあります。

表情筋も他の筋肉と同じくコリ、凝った筋肉は縮んで太くなります。

この凝った筋肉が顔の印象を大きくみせたり、血液循環の邪魔をし酸素や栄養が流れづらくなりむくませ顔色が悪く見える場合もあります。

上の写真にあります緑色の豆のような物はリンパ節です、リンパ液は心臓のようなポンプがなく筋肉を動かすことによって流れます、よってこのリンパ液の流れも悪くなります。

施術では凝った表情筋を指で動かしたり首の筋肉を緩めて血液循環を良くし、リンパ液が流れやすくします。

自己ケアとしては顔の筋肉を動かす体操をしてあげたり、ホットタオルで顔を温めた後、濡らしたタオルで冷すを繰り返す等も良いです。

リモートワークやマスクを付けることによって以前よりも表情筋が動く機会が減ってきているかもしれません、お風呂に入っているときなど積極的に顔のケアをしてあげましょう。

表情筋を押したり擦ったりする時は力を入れすぎずに優しく、目が疲れる方は目の周りの眼輪筋、顎が開きにくくなったり口角が上がりづらい時は頬の筋肉。

その他側頭筋と言われるこめかみ周りも優しく押しながら擦ってあげれると良いと思います。

反り腰を何とかしたい

腰痛で整体やカイロプラクティックに行き、反り腰になっていて腰に負担がかかっていますと言われる方は多いと思います。

大体は腹筋や姿勢について言われると思いますが、何のためにそれらを行うかといいますと筋肉の使い方を意識する為です、普段から腰が反らないように意識している事と思いきや意外と出来てない場合があります。

腰の筋肉を伸ばすという言葉で後ろに身体を反らす方

結構いらっしゃいます、ですがこの形では腰の筋肉は縮む形になります。

腰に力を入れることでより反り腰にしてしまっています。

 

 

 

 

 

 

逆の形

腰を丸めれば腰の筋肉が伸びます、なんとなくのイメージで動かすと逆の動きになってしまったり痛める場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

これらの事から考えますと反り腰は後ろの筋肉をしっかりゆるめて腹筋を少し縮めるだけで変えることができます。

ですがそれを邪魔するのが長年の体の使い方のクセです。

その癖を取り除くトレーニングが必要になります。

腹筋や姿勢の意識は悪い癖をとる為にやる事で、形だけやってもやらないよりは良いですが効果はでにくいです。

しっかりと何のためにそれを行うのか理解し、反り腰をよくしていきましょう。

さらに根本的には重心を綺麗にとれていれば腹筋も背筋も少し使うだけで綺麗な姿勢や身体の使い方ができるようになるはずです。

2021新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

本年も良い身体づくり、みなさまが安心して毎日を過ごせるように精進いたします。

自転車で初日の出の写真を撮ってきましたので載せたいと思います、空気が澄んでましたので富士山も見ることができました。

まだまだ大変な世の中ですが、徐々に平和で安心して過ごせるようになるように祈っております。

備えは大事

こんにちは白倉です、八月に入りましたが相変わらずコロナウイルスが世の中を騒がせています。

どんなに気を付けていてもかかるときはかかるのがウイルスですが、だからといって何も備えずにいるのも自営業者、プロの仕事の仕方としては良いことではないと私は思います。

ベッドのタオルやフェイスペーパー、アルコールでの消毒、いらっしゃる方が少しでも安心して過ごせる場所づくりは大事だと思います。

それはいまこの時期だけではなくずっと続けていくべきものだと私は思います。

当整体院ではもともとそういった事はやってきたのですが、こんなものを見つけたので置いてみました。

手をセンサーに近づけるとアルコールがシュッとでます。

手動式だとポンプを押さないとですが触れずに使えるのは良いですね。

便利なものが手に入る世の中だな~と思いました。

アルコールやマスクも手に入れやすくなってきました、少しずつ備蓄していけば急な時でも無くなる心配をせずに済みますので、手に入れられるときに少しずつ購入しておきたいものです。

一斗缶のアルコールはちょっと邪魔になりそうですが、当分安心して使えそうです。

ケガ予防の体操の仕方と熱中症対策

少し活動できる範囲も広がりつつありますがまだまだ油断大敵、しかしできる中で外での運動も行いたくなるのではないでしょうか、そんな中せっかく運動をするならケガはしたくないものです。

運動をするにあたり、自粛前まではできていたからきっと大丈夫だろう、がケガの元になってしまう事があります。

負荷がかかる動きにはやはり準備が必要という事で、そうラジオ体操です。

3回ラジオ体操をすると一日分の運動量に匹敵するとさえいわれるメジャーな体操ですが、負荷の強い運動をする前にのケガの予防にももちろんなります。

より効果を高めるためには朝は通常のスピードでラジオ体操を行い、昼は1.5倍速、夜は半分の速度で等変化をつけることによって筋肉にちがう刺激が伝わり運動効果がアップします。

お風呂もそうですが同じ温度で体に刺激を送るより変化を与えた方が、より多くのメリットが生まれることが多いです。

ラジオ体操でケガの予防をし、お風呂で発汗して熱中症対策を行いこれからの暑い夏に向けて良い身体づくりを行えるとよいと思います。

くれぐれも無理のないよう、違和感を感じたら運動をストップするのも安全に楽しむためには必要です。