汗とミネラル

本格的な暑さがやってきました。

気をつけなければいけないのは水分補給ですが、汗には

ミネラルも含まれています。

ミネラルとは

ミネラルとは無機質とも呼ばれています、役割としては骨を作るのに必要であったり体液の浸透圧など身体の機能を調整するものでもあります。

ミネラル不足』は夏バテの原因になりますので、水分を取る

時に硬水を飲んだり、スポーツドリンクを薄めて飲むと無理な

くミネラルも補給できます。

サプリメントでの補給時は摂りすぎにならないように気をつけ

ましょう。

歩くと腰や膝が痛くなる

重心の崩れた歩き方

せっかく健康の為に歩いてるのになぜか歩いてる途中や、歩き終わった後に腰や膝がいたくなってしまう、こんな経験はございますか。

歩く事は確かに身体には良い事です、筋肉の低下を防ぐためにも必要な事なのですが、綺麗に歩けているかどうかという問題があります。

チェックポイント

・腰が反ってないか

・前に上半身が突っ込んでいないか

・右に左に重心がぶれていないか

・足を引きずっていないか

こういった部分が綺麗にできていないと身体の為に良い事のはずなのに逆に身体を痛めてしまう事もあるのです。

早く歩く必要はありません、上記に気を付け丁寧に歩けるように心がけましょう。

腰が反って歩くと腹筋が使われず腰に負担がかかり腰痛になってしまいます、前に突っ込んだ歩き方は膝の負担を大きくしますし外内反母趾になりやすくなります。

右左に重心がぶれるという事は体幹が使われず股関節に負担がかかりますし、足を引きずるように歩くと太腿の筋肉が使われてないという事になります。

まずは力まずゆっくりと、傍目で見て美しく見えるように少しずつです。

 

逆流性食道炎(GERD)

姿勢と内臓の働き

最近かなり話題になっています逆流性食道炎(GERD)様々な原因がありますが、その一つとして姿勢の悪さも関係しています。

いわゆる「猫背」という形になっているとまっすぐにしている状態よりも胃や食道、その他臓器にも圧が大きくかかります。

圧力が高まる事で胃から逆流しやすくなるのですが、その状態が続くと胃の中のものが逆流しないように弁の働きをしている括約筋と呼ばれる筋肉が疲れてしまい、さらに逆流しやすくなっていきます。

胃腸が疲れて消化する力も弱くなってしまうのも原因と言われていますので、「猫背」という状態にならないようにしましょう。

姿勢の問題や背中が疲れると「猫背」になりやすくなります。

吐き癖

目いっぱい運動をして吐き気が起きる事や吐く事を繰り返していると、走るたびに吐くようになる吐き癖になってしまう方もいます。

癖で反応が起きそうなってしまうのはやはり悪い事です、これはしばらくの間我慢して吐き気が起きないように抑え込むような事が必要です(反射で起きるようになると直すのはとても大変です)

自転車競技をしている強い方にも吐く人が何人かいましたが、身を削らずに競技を続けられた方が理想ですね。

背骨や首の骨がずれる

骨は勝手に動かない

本やメディアでよく背骨がずれる、首の骨がずれるという話を聞くことがあります。

ならばずれた骨を押し込んで戻せば良い・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、骨自体は単体では動くことはありません。

筋肉が動かなければ骨は動けませんので、骨自体でずれているわけではなくずらしているのだとすればそれは周囲の筋肉です。

原因となるのは

日常生活での姿勢や身体の使い方のクセが大きな要因となってきます。

筋肉を緩めれば骨も本来の位置に戻ろうとする力が働くようになりますが、それだけではすぐにまたズレたような感覚が起きてくると思います。

生活習慣や体の使い方を変え、良くない事は修正しましょう。

長い年月を歪んだまま過ごしていると負担がかかり続けて骨が変形したり、周囲の靭帯が骨化してしまう事もありますので放っておかない方がよいものです。

流行の体操

体操の仕方

効くよ、と言われますが」
よく雑誌やテレビ等でこれは肩こりに効く、これは腰痛に効く、これはダイエットに良い・・・・という体操やエクササイズがありますが「ちゃんと効いていますか?」

効いてる方は良いのでしょうが、効いてない方も沢山いらっしゃると思います。

それは効いてる方と効いてない方では身体の使い方が違うからです。

目で見た感じではなくどこが使われてるか

人は見た目の動作は同じでも身体の使い方は人によって大分違います、見た目だけ真似しても動かしたい所が動いてないのであれば効いてる感覚も薄くなります。

例えば「腹筋」を行って腰が痛くなる方がいますが、それは身体を起こす時に腹筋ではなく腰と背中の筋肉が使われているからです、「身体を起こす」という単純な動作ですがそれすら人によって使われる場所が違うのです。

体操やエクササイズを行う時は「どの場所をどんな風に動かさせ、どのような効果を得たいのか」を意識して行う事が大切です。

それができるようになると効果的な動作を日常から行えるようになっていきますし、どんな体操でも効きます。

身体の柔軟性

身体の水分を意識する。

身体の筋肉、腱、靭帯等の様々細胞は水分が少なくなると硬くなってしまいます。

身体が柔らかい人はそれぞれの細胞に水分を多く含み、硬い人は水分の含有量が減ってしまっているのです。

例えるなら瑞々しいお肉と、干されたジャーキーのような・・・極端な例えですが。

では水を沢山飲めば良いのかというとそうではありません、飲むのもある程度は大事なのですが動かすことが大事です。

筋肉、腱、靭帯等は動かして水分をより含むようになりますスポンジのようなイメージですね、動かすとで古い水が出され新鮮な水をより吸収し瑞々しさが保たれます。

ストレッチ等のイメージは「スポンジを絞って古い水を出し、新しい水を吸収させるように」です、1回で強くやるのではなく何回か軽くやった方がより綺麗な水に入れ替えられますね。

そしてより良い水分の方がいいのですが、それは血液の質ともいえます。

栄養、酸素不足でドロドロの血液よりもその逆の方が当然よいです。

その為にはやはり生活習慣、食事、睡眠にも気を使えた方がよいですね。

 

スポーツ選手は風邪をひきづらい?

肉体と免疫の強さ

鍛えられた身体を持つスポーツ選手、一見風邪はめったに引かなそうですが実はとても引きやすい状態になっている事が多いです。

常にトレーニングで身体を痛めつけ疲れさせているので免疫が弱くなっていますし、体脂肪も減りやすく体調を崩しやすい状態になります。

身を削り減量をしながら体を鍛えるというのは当然、一般の日常生活では考えられない事です。

大量の血液を流すために心臓の力も強くなり急に胸が痛苦しくなったり血圧が高くなる事もありますし、引退した後も徐々に運動量を減らしていかないと身体に変調が起こす事も多々あります。

通常では行えないパワーやスピード、持久力が華やかでそればかりに目を奪われますが

すばやく強いパフォーマンスの陰には体調を整え続ける苦労も隠れていますね、肩が凝る方はあまり聞いたことはないですが。

身体の為には程々の運動量の方が良いです。

ですがパフォーマンスの為にトレーニングを続けれる方々を自分は尊敬します。

良い姿勢は疲れない?

疲れない姿勢とは?

同じ姿勢を取り続けること自体力みがありますので疲れないという事はありません・・・が身体にかかる負担を減らし疲労を軽減してくれます。

どんなに良いと言われる姿勢でも同じ姿勢でいれば疲れます、座るには座り続ける為の、立つにも立ち続ける為に使われる筋肉があります、同じ姿勢でいると同じ所ばかり使われて次第に疲れていきます。

ですが良い姿勢、つまり前後左右に重心のとれた姿勢は身体の支柱となる骨に負担を任せる事によって筋肉の負担を減らす事ができます。

どうしても長時間同じ姿勢を取り続けなければいけない方は将来の事も考え、重心のとれた姿勢ができるように努力していきましょう。

職種によっては重心をとるのも難しい方もいます、例えば調理をなさる方ですね、どうしても下を見続ける形になります。

重心を意識して腰の負担を減らす事はできます、しかし下を見る事で首や背中には必ず負担がかかります(頭は約5kgあります)そうなると背中や首が弱ってきて猫背や肩こり、頭痛等も起きやすくなってしまいます。

どうしたら良いか、しっかり身体をメンテナンスしてあげる事です、運動、整体、入浴、睡眠、食事やれる事は沢山あります。

身体を大事にすれば長く元気でいれます。

ヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテイン=熱ショックたんぱく質

身体の傷んだ箇所を修復し元気にしてくれるタンパク質です。

HSPは加齢と共に減少していきますが増やす事もでき、それには入浴がとても効果的です。

銭湯でも勧めています。

毎回熱いめのお風呂に入るのではなく、具体的には週に2回『熱めのお風呂に短時間』浸かることでヒートショックプロテインは増えます、銭湯42℃↑がちょうどよい湯加減ですが体調の悪い時などは避けましょう。

湯加減に慣れずに変化を付けるのも筋肉への良い刺激になります。

当然血流も良くなるので美肌・運動能力UP・回復力UP・自律神経にも良い効果が表れるといわれています。

私は普段の湯加減は39℃くらいで熱くするときは43℃くらいにしています。

実家のお風呂はもっと熱いですが、水で埋めます。