こんにちは白倉です、本日は自転車に乗っていて膝が痛くなるという事について書きたいと思います。
自分で体験したことのある痛みですが2つあります。
1.踏み込みで膝を捻じって使う事による痛み
2.裏腿の筋肉が伸びすぎて腱が引っ張られての痛み

自転車等で早く走るときに邪魔になるものは空気抵抗です、少しでも空気抵抗を減らそうとフレームのトップチューブに擦れるほど腿を内側に絞めていた時がありました。
それでも膝が痛くならない方もいますがそれは関節に負担がかからないようにペダリングができている方です、私の場合はビンディングペダルの調整で足が少し外向きになるようにしていました、そして踏み込む前は膝の皿が正面を向いていて踏み込みながら内側に寄っていくようなペダリングをしていました、関節は力を入れたまま捻じる動作に弱いですこれが重なって膝を痛めたことがあります。
ほんの少しの空気抵抗を減らすよりも膝を痛めずしっかり回せた方が結局早く走れます、近年フレームの形状もフレーム単体というよりも人が乗って空気抵抗が少ない形に変わってきていますのでなお無理やりなフォームにならなくても良くなってきていると思います。ツールでもがに股でペダリングしている選手もいます。
関節は負荷をかけながら捻ると痛めやすいという話です。
次に腱が引っ張られて痛めてしまった時の事です、3週間くらいまえの話ですが自転車のサドルを変更するにあたりサドルを高くしたいと思い3ミリあげてみました、その方が太腿の裏側の筋肉を使いやすいからなのですが結果自転車で20キロくらい走ったところで膝の外側に痛みを感じ歩けないくらいになってしまいました、自分で筋肉を緩めたりなんだりで1週間でまた運動できるようになりましたが。
筋肉はそのままでは骨に付着できないので途中から腱にかわり骨にくっ付きます。
自分の筋肉にその3ミリの柔軟性や余裕がなかったので腱を引っ張りすぎ痛める結果になりました、実はクランクも165mmから170mmに換えたので8ミリの変化になってしまっていたのですが。
ですので筋肉の柔軟性や余裕がなく現状痛みが出てしまっている方はサドルを下げることで一旦大丈夫になる場合もあると思います、そこから痛みを出さない為の余裕を作っていけるような練習をしていこうと私もはじめています。
チャレンジしてみるのは悪い事ではないですが、それによって痛みが出てできなくなってしまう事がないよう怪我無く人それぞれの目標が達成出来たら良いですね。