ストレートネックを何とかしたい

そら整体院の白倉です、当院にいらした方にもストレートネックでお悩みの方が多数いらっしゃいます。

この仕事をしていますとストレートネックといわれた、首の骨が真っすぐになっているから頭痛や肩こりが起きやすい、というお話をよく聞きます。

では何故ストレートネックで頭痛や肩こりが起こると思いますかとお聞きしますと、中々そこまではわからないという答えをいただきます。ですのでストレートネックといわれる状態について考えてみましょう。

頸椎のカーブがなくなっている状態

ストレートネックとは体の中心を通る線を重心線と呼ぶことにします、重心線に対して頭が前にいくと首の骨の配列の角度であるはずのカーブがなくなりストレートネックといわれる状態になります。下の画像をご覧ください。

私の手書きですのでわかりづらいかもしれませんが、大体の重心線の位置を書きました、頭蓋骨から頸椎を通り胸椎から腰椎へと微妙な脊柱のカーブがある状態です。
こちらの画像は重心線に対して頭が前に行ってしまい頸椎が真っすぐになってしまっています、特に頸椎と胸椎のつなぎ目の所が強く前に行っています。このように頸椎のバランスが大きく崩れるには土台となる胸椎や腰椎、骨盤等のバランスにも問題がある場合が多々あります。整えるためには土台となる下部の崩れも何とかしなければなりません。
さらに拡大図、今度は筋肉に注目してみましょう、青部分の筋肉は縮み、赤部分は伸びています、前傾したままの首の角度では目線が下を向いてしまいますので少し顎が上がったような状態になりやすいです。伸びてしまっている箇所は頭の重さを支えるために頑張っていますので凝ります、縮んでいる所も苦しくなってしまいます、その為肩こりや頭痛、息苦しさ等も現れてしまうことがあるのです。

ではどうしたら良いのでしょうか

重心線に沿ったポジションに戻してあげる必要があります、土台となる下半身や骨盤から胸椎、頸椎そして頭へとバランスをとっていきます。

強張った筋肉が邪魔をしてそのポジションをやりづらくなっていますので、伸びている所は縮め、縮んでいる所は伸ばして均衡をとっていきます。

例えば胸椎部分であれば仰向けに寝たときに背中側に丸めたタオル等を挟み、胸椎を反らしてあげたりですね無理にやるとケガの原因になりますので余裕を持って行いましょう。

当院では立ち姿勢と座り姿勢、固まりすぎて動かなくなった筋肉を動きやすくし日常から常々姿勢を意識してもらえるようなアドバイスを行っていきたいと思っています。かなり頑張って意識していかないと良くなりにくいものですが、ケガをしない程度に日々意識づけていけると良いと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください