1.足にかかる負荷の変化
2.ランニングで痛めやすい箇所
3.負荷を減らす為の動作
4.負荷を受け流すには
動作によって負荷が変化する
足に常に同じ負荷がかかっているわけではなく動作によって増減します、立って止まっている時に足にかかる負荷を1とすると
・歩く時には体重の1.2倍
・走っている時は3倍
・ジャンプして着地時には6倍
・山の下りは2~3倍かかります
(長期継続する事によって疲労がどんどん溜まり山の下りで動けなくなる方も多いです)
そして1日に足にかかる負荷は540トンと言われ、無意識ながら身体を支え続けています。
ランニングで痛めやすい箇所比率
膝30%
脛15%
アキレス腱10%
足底10%
短距離は大腿を痛める事が多いですが、長距離は膝や脛を痛める事が多いようです。
足の疲労を溜めすぎない為には
速度を緩める、歩幅を狭くする、上下の動きを穏やかにする(スロープを使うなど)
逆に速度を上げる、歩幅を広くする、上下運動を激しくする(階段を1段にするなど)を行うと筋肉に強く刺激がいくので筋トレになりますが調整しないと痛めやすくもなります。
負荷を受け流す
同じように動いているようでも身体を痛めづらい方もいます、膝でいいますと着地時にまともに膝に衝撃がいかないようにタイミングよく膝を曲げたり、着地時にピタッと止めるのではなく前後左右に力を逃がすことを自然とできると痛めづらくなります、それは練習すればできるようになる事ですし、子供の頃は自然と出来ていたものではないでしょうか。
人は行っていない動作等はどんどんできなくなっていきます、将来これから先の事も考え足を大事にずっと歩けるようにしたいものですね。