背伸びをすると背中が攣ったり、ふくらはぎが攣るという話を聞きます。
筋肉、身体は前後、左右で繋がっています、もちろん斜めにも繋がっています。
筋肉は鎖のように繋がっていてその一つ一つが自分では実は伸びる事ができません、縮む事はできます。
もう一つ筋肉には作用があります、ぎゅっと力を入れた後力を抜くと縮めていた部分が元の位置に戻ろうとする作用です。
①背中を伸ばす為には胸やお腹側の筋肉を縮める事で伸ばす、引きあう筋肉、拮抗筋を使う方法。
または
②背中に力をぎゅっと入れて力を抜かせる方法(元の位置に戻すだけで伸びはしません)。
背伸びで攣るのは背中に力を入れ、一気に縮める事によってその後緩める②の方法になります、ですがすでに背中の筋肉や関節が固く血流が不足になった状態では過剰に力が入ると血流が足りなく「酸欠状態」になってしまい攣ってしまいます。
「伸ばしているつもりが力をいれて縮めている」仕組みがわからないと不思議に思ったり感覚でも感じれない事だと思います。
寝てる時足が攣るというのも血流不足で足が気持ち悪くなって足にぎゅっと力をいれて血流を良くしようと無意識にしてるからです。
根本的に攣らないようにする為にはある程度の血流を常に維持し続ける必要があります、その為には辛くなったら①や②を行うのではなく定期的にやり続ける事が大切です。
当院では固まっている背中の筋肉や背骨の関節の動きを円滑にし、血液が流れやすくします。
姿勢的な問題がある場合や、必要な体操等もお教えいたしますのでお家でも実践して頂ければと思います。
からだメモ